にがり米とは

「粘りがあって美味しい!」お米、村上の「にがり米」とは!?

新潟県村上市いわふね物産では、塩の精製で出る“にがり”を使った「にがり米」を栽培しています。
いわふね物産の代表・大滝さんは、古くから付き合ってきた新潟の製塩所の代表から“にがり”のことを聞いて、米作りに利用できないかと試作を4年続けてきました。
大滝さんが“にがり”に注目したのは、海水や海草を使った稲作りが美味しいお米の栽培に適しているのではないかということでした。江戸時代に広く行われていた、稲を丈夫にする農法からヒントを得たのでした。
“にがり”はマグネシウムやミネラルを多く含み、摂取すると人の健康面でもプラス効果があると言われています。
平成21年から本格的に販売を始めたら「粘りがあって美味しい!」と評判となり、年内には売り切れてしまいました。
平成22年から「にがり米」の栽培に本腰を入れ、志を同じくする仲間も増え栽培面積も増えてきました。
大滝さんは、「にがりは、雪代水で荒打ちするときから流し込み、深く耕すのがコツ」と話します。
“にがり”で分げつが盛んになり、施肥量を抑えることができ、殺菌剤、殺虫剤も不使用、まさに自然農法そのままなのです。
全量一等米の「にがり米」は、朝日荒沢産コシヒカリ「にがり米」として今では新潟県の特産米で有名となりました。